コーヒーは科学実験だ。
使うのは「豆と水」だけという極めてシンプルな実験。
それゆえにひとつひとつの作法が非常に重要。
いかにして焙煎した豆からコーヒーの旨味成分を抽出するか、ただそれだけだ。
YouTubeや専門書を見れば、そのやり方は知ることができる。
美味しい豆を買って、家で挽いて、温度と時間を守りながらゆっくりとのの字を書くようにお湯を注いでいく。だけどそのやり方はわかっても、なぜそうするのか、その理由は教えてくれない。
美味しさはどこで生まれるのか?
なぜスーパーの豆では駄目なのか?
なぜお湯の温度が重要なのか?
なぜ淹れるスピードで味が変わるのか?
なぜのの字を書くようにお湯を注ぐのか?
苦味や酸味の正体はなんなのか?
自分がやっていることの理由を知っているのと知らないのとでは大違い。
以下の2冊はコーヒーを科学するための重要な参考書。
興味のある人はぜひ目を通して欲しい。
きっとカップ一杯のコーヒーの価値が変わってくるはずだ。
コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか
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コーヒー「こつ」の科学―コーヒーを正しく知るために
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