書類整理は現代社会における重要なタスク(任務)のひとつだ。書類とは情報の書かれた紙のことであり、種類の違いはあれど、デザイナーでもビジネスマンでも車屋でもラーメン屋でも情報の書かれた紙の整理からは逃れることができない。資料、パンフレット、設計図、契約書、手紙、メモ書き、アイデアスケッチと我々の日常は、情報の渦の中にある。
かく言う自分ももう20年以上書類整理と付き合ってきた。細かく分類し、ラベリングして、便利なファイルに閉じてみたり、専用のキャビネットを買ってみたり、ありとあらゆる整理術を試してみたが決定打には至らず書類整理という迷宮からは抜け出すことができなかった。分類を始めればさらに細分化が必要になり、ラベリングもきりがない。やがて増えていく書類でキャビネットは溢れ出す。必要な書類を探し出すアクセスタイムも伸びていく一方だ。
そんな書類整理に革命をもたらしてくれたのが野口悠紀雄氏の「押出しファイリング」。目からウロコというか、こんな簡単なことで良かったのかとショックを受けた。
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