Documentary / Non-Fiction

昔はかなりのテレビっ子だったのに、最近はすっかりテレビを見なくなってしまいました。情報番組もバラエティもドラマも、どれも似たり寄ったりの企画で同じに思えてしまって、最初から最後までちゃんと見ているのはドキュメンタリー番組くらいです。"密着"という点で言えば、海外にいる日本人を追いかけた番組もよく放送されていますが、バラエティ色が強いので、個人的にはもっと生々しくリアルなノンフィクションを欲してしまいます。


これまで気づくことのなかった社会の課題を目の当たりにしたり、たまにタブーに触れるようなヒヤっとする局面があったり、全く知らない世界に飛び込んでそんなリアルを覗くことができるドキュメンタリーが好きです。

ドキュメンタリーならではのリアルでゾクゾクする感覚は、映像だけでなく読み物でも味わえるのだと知ったのは、STUDIO VOICEの最新号を読んだから。ちょうど「ドキュメンタリー/ノンフィクション」特集だったので買ってみたところ、すごく面白かったです。


STUDIO VOICE vol.412
特集
Documentary / Non-Fiction 見ようとすれば、見えるのか?

虚実入り乱れた社会の混沌さを感じながら生きる時代に、

私たちは文学や、写真や、映画から何を得ることができるのか。

不確かな世界を「どう見るか」について問いつづけた、

2018年のドキュメンタリー/ノンフィクション考。


テンポよく読み進められるコラムもあれば、目に焼きつくほど強く印象的な写真と徹底された取材内容でドキュメンタリー映像を見ているかのような深みある企画、インタビューや対談が織り混ざった読み応えある一冊なので、その時の気分でトピックを選んでゆっくり読み進めるようにしています。


映画、文学、写真におけるドキュメンタリー/ノンフィクション作品や作家を通して「世界の見方」を再考する本特集、この一冊は、超リアルな現代社会の教科書のようだなあと思いました。

これだけ中身が詰まっているのに580円なのには驚きです。

STUDIO VOICE vol.412

はなえ

福岡県出身の女の子。
好奇心旺盛で熱しやすく飽きっぽい。
直感で生きてすぐ後悔する。
https://www.instagram.com/tanohana.jp/