一部のアート好きの間で話題のミッフィーの絵本。フェルメールさん、マティスさん、ほくさいさんの3人の世界的絵かきさん(名画家)の作品をミッフィーといっしょに子どもたちの目線で見ていこうという素晴らしいコンセプト。
まっさらな目にうつる名画は、「なぜ?」「なに?」でいっぱい。奇想天外でユニークな視点に満ち溢れている。もちろんそんな視点で子どもたちと楽しんでもいいが、それだけはもったいない。大人が一人で読んでも意外な気づきを与えてくれるのだ。あたまでっかちに知識や理屈で見るようになってしまったアートとの関係性をピュアなものに変えてくれるすばらしい教科書なのだ。
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