Google Home Mini

最近その波が一気に押し寄せてきた感のあるスマートスピーカー。


スマートスピーカーとは、無線通信接続機能と音声操作のアシスタント機能を持つスピーカー。人工知能(AI)を搭載しているスマートスピーカーはAIスピーカーと呼ばれることもある。つまり「声」により、家の電気を点けたり、音楽を再生させたり、天気を聞いたり、様々なことができる声のリモコンという感じ。


本命はこれからの発売を待つアップルの「HomePod」としながらも、いち早く近未来体験を味わいたかったので、「Google Home」を購入した。対抗の「Amazon Echo」も考えられるのだが先日の発表を見てその質感がダサダサだったので迷わず「Google Home」となった。自分の目に見えるところには、美しくないものは配置しないのが僕のポリシーだ。で、Google Homeは2種類が用意されている。大きなものと小さなもの。違いはスピーカー容量だけなので、別に大きなスピーカーが欲しいわけでもなく、その頭脳だけ使えればよかったので、小さい方の「Google Home Mini」を選んだ。

参考までに僕のセッティングは、照明のコントロールとして、Philips Hue。このあと初めてHueを購入をする人だったら「ホワイトグラデーション スターターセット」がおすすめ。セットには2本の電球が付いているので、足りなければ「シングルランプ」を買い足していけばいい。さらに色を赤や青に変えたり少しレベルの高い光の演出をしたいなら「スターターセット v3」がいいだろう。ちなみに僕もこれで、7本の電球の調光やカラフルな光の演出を楽しんでいる。家に帰ってきて「ねえ、 Google、電気を点けて」と言うと、スイッチに手を伸ばさずしてパッと灯りが点く。とても快適だ。


そして音声と動画の視聴には「Chromecast」を利用して、スポティファイからの音楽再生、YouTube、Netflixの動画再生を行っている。テレビと連動しているのでもちろんテレビのオンオフをできる。「ねえ、Google、スポティファイでジャズを再生して」と言えば、テレビがパッとついて、音楽が再生され、テレビにその曲のジャケットが表示される。とても快適だ。


今のところメインでセッティングしているのはこの2つ。今後対応機が増えればさらに便利になるだろう。そしてこのセッティングに加え、調べごとや、メモ、タイマーなど「Google Home Mini」単体でも様々なことができるので、購入を迷っていた人はぜひ勇気をもって試して欲しい。6,480円の「Google Home Mini」だけでも十分に未来体験を楽しむことができる。


hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

https://twitter.com/h_vb