小さな習慣が毎日の生活を作り、毎日の生活がその人の人生を作る。
わずか数分、数時間と侮るなかれ。
この本は、古今東西の小説家、詩人、芸術家、哲学者、研究者、作曲家、映画監督たちの日課、すなわちルーティーンについて書かれた本なんだけど、これがこれがとっても面白い。偉人たちの仕事の際のクセやこだわり、嗜好品、起床時間、就寝時間といった日課や生活信条をまとめることで、知られざる彼らの素顔や、意外な事実、なるほどという納得感が満載。
昔はやることがさほど無いから現代人よりも仕事に集中できたんだろうなぁなんて思ってたらモーツァルトなんかはやることが山ほどあって、作曲する時間が一日に1,2時間だったとか。ひとしきり読み終えると、コーヒーを飲むとか、散歩が好きとか、朝に仕事するとか、偉人たちの共通性も見えてくる。
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