チョコレートの話。
我家では、自分がチョコレート好きなのもあって何らかのブランドのものを常に備蓄している。中でも宇宙一好きなのがハーシーズのキスチョコ(正式にはハーシーキス)。その魅力は、何と言っても美しく、秀逸なパッケージングデザインにある。ドラクエのスライムみたいな形のチョコレートにシンプルに銀紙がぎゅいーんとネジるように巻きつけてあって、その頭からは、製品名の「KISSES」と書かれた薄紙のリボンが顔を出す。見た目にもかわいいそのリボンが肝で、ただ単に製品名を示しているだけでなく、引っ張り下ろすと包んであった銀紙がスルッと剥けて、中のチョコレートを簡単に取り出すことが出来る。無駄も、隙もない、唯一無二な完璧なパッケージングデザインだ。そんな動作がキスチョコを食べている実感と楽しさであり、1907年の誕生から現在に至るまで変わること無く存在し続ける理由なのかもしれない。
味もマイルドで、コーヒーの受けとしても最適。瓶の容器にどさっと収納した絵もすごくおしゃれでかわいくていい。今ではバリエーションも沢山あるのだが、やっぱり何もプリントしていないプレーンな銀紙の包装が好き。
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