安全を願う旅の門出に相応しいパスポートケース

葛飾北斎の代表作、富嶽三十六景の「赤富士」を再現したパスポートケース。原宿にEQというマニアックなお店をやっていたころに紹介したものなので、もう3、4年の付き合い。


富士山の型が無色の抜きになっていて、赤い(10年)パスポートをセットすると、縁起物とされている朱色に染まる「赤富士」が浮かび上がるという仕組み。安全を願う旅の門出にも相応しいモチーフというわけだ。パスポートなので年中見るわけでもなく、僕はその時々に見る北斎の赤富士が大好きだ。なんて素晴らしいアイデアなんだろう。ちょっと嫉妬してしまうくらいの素敵なアイデアだ。


ちなみに青い(5年)パスポートの人は、もちろんこのケースでも成立するのだが、別デザインの青富士ケースが用意されている。


https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009YD29F8/hrhv-22

hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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