ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

土井宏明です。初めましてなのでちょっと紹介的なネタから入ります。私はブレードランナー原作フィリップ・Ｋ・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」をはじめとするフィリップ・Ｋ・ディック作品の装丁デザインをさせて頂いております。最近のアメトーーク！に登場した読書芸人でメイプル超合金・カズレーザー氏がオススメ本で上げていたディックの「高い城の男」もデザインさせて頂きました。

 そんなフィリップ・K・ディックの「高い城の男」に影響を受けたピーター・トライアスが書いた『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』！この改変歴史SF『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』文庫版がブックファースト渋谷文化村通り店で現在（11月中旬）売上ランキング1位です。（ハヤカワ書房@Hayakawashobo Twitterより）第二次世界大戦で日独が勝った世界、ディックの『高い城の男』の設定を活かし新しい物語に仕上がっています。アメリカ西海岸が日本の統治下に置かれてから40年後のお話です。僕もまだ途中なのですが、注目作ということで取り上げてみました。ディックの「高い城の男」、ジョージ・オーウェル「1984」などの世界観を感じつつ、表紙はバリバリ、良いのかよ？と思うくらいパシフィック・リムですね！『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』USJと覚えて、本屋さんで手に取ってみてください。 これは映画化しそうな気がしますね。

ジョン・リベルトのアートワークも素晴らしいです！

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 

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