総力を結集して自分の国の文化を世界中にアピールする芸術表現

もちろん競技があってのオリンピックなのだけれど、僕はそれと同じくらいオープニングセレモニー(開会式)を楽しみにしている。その魅力は壮大な芸術表現。莫大な予算を使って、知恵と技術と総力を結集して自分の国の文化を世界中にアピールする舞台、おもしろくないわけがない。

今回のリオもとにかく感動した。演出は、映画「シティ・オブ・ゴッド」で知られるフェルナンド・メイレレス監督。プロジェクションマッピングとリアルな演舞のハーモニーがとにかく凄かった、サイケデリックだった。最後はやはり人間、リオのカーニバルのダンサーたちが美しかった。

オリンピックなんて...と言っている人でもぜひ一度この芸術作品は見て欲しい。YouTubeでも落ちているんだけどフルHDで見ないとこの感動は伝わらない。

ちなみ過去の代表的なものだと

記憶にあたらしいロンドン。

007のテーマでエリザベス女王が登場.....鳥肌。


北京では、中国らしい、人、人、人のマンパワー。

この景色は圧巻です。


長野では、小澤征爾の指揮によるベートーヴェンの第九の大合唱。

上空には飛行隊ブルーインパルスがオリンピック5色の線を描きます。


2020年の東京はどうなるんでしょうかね。

今からとても楽しみ。

hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

https://twitter.com/h_vb