めちゃイケのスクリプトライターにプロレス好きがいるのではないか

めちゃイケで山本圭壱が10年ぶりにTV復帰を果たした。

たまたまつけたテレビでこの放送をやってて、奇跡的にオンタイムで見れたんだけど、いやぁすごい放送だった。僕の周りでも大きな話題となっていた。


これは別に山本さんの復帰に対してどうのこうの言う感想は全く無いんだけど、この放送が非常にプロレス的であったということ。久しぶりに地上波でこういうヒリヒリした空気感を感じた。これは僕の勝手な推測なんだけど番組のスクリプトライターにプロレス好き(もしくはプロレス的脚本の思考ができる人)がいるのではないかと思った。過去にも番組コーナーでめちゃ日本女子プロレスという企画もあったし。今回は山本さんを番組に登場させることがまず大前提の目的で、その目的を果たすために細かな台本を作っても嘘くさくなるし、いきなりお笑いで登場されても困惑するし、そうなるとあの放送の作り方がひとつの正解ということになる。事実関係と過去の経緯に基いて、現場の空気によって変化するプロレス的な半アドリブな成り行き任せしかないという結論。そのリアリティが、ある意味本物のプロレスを超えた瞬間でもあった。


hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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