実家が喫茶店をやっていたのでハンドドリップでコーヒーを淹れるのは、小学生のころから当たり前の習慣だった。それでもインスタントコーヒーも飲むし、缶コーヒーも飲む。それぞれに良さがあって、美味しいもいろんな種類があると思っている。近頃は、丁寧にハンドドリップでコーヒーを淹れることが偉いみたいな風潮があるけど、その考え方が嫌いだ。忙しい昼休みには、セブンイレブンのコーヒーが最適だし、トラック野郎の朝には、缶コーヒーが一番似合っているはずだ。
そんな中で最近自分がよく使っているのがこのマイクロコーヒードリッパー。
コンパクトなわりに、かなり本格的なコーヒーが味わえる。マグカップにぴたっとハマり、一杯分のコーヒーをクイックにドリップすることができる。120点を出すことは出来ないけれど、どんなに雑にやってもブレなく80点以上を出し続けられるドリッパーだ。使用後は、豆を捨てて洗って、半永久的に使うことができるエコアイテムでもある。ペーパーと、いわゆる金属フィルターの中間くらい。コーヒーの雑味と油分も程よく抽出してくれる。
今の時期には、大きなグラスにどかっと氷を放り込んで、このマイクロコーヒードリッパーをセットして、お気軽にクイックにアイスコーヒーをこしらえるのが楽しみのひとつだ。準備から洗い終わるまでの工数でいうとあまりペーパードリップと変わらないような気もするが、実際に使ってみるとすごく楽ちんに感じてしまう。疑う人がいればぜひ一度試していただきたい。
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