おそらくこのサイトを読んでいる皆さんには、わざわざ紹介するまでもないであろう、米人気ドラマ、ブレイキング・バッド。脚本から音楽、カメラの構図に至るまで、ヴィンス・ギリガンの天才っぷりがビリビリと電気のように伝わってくる伝説的ドラマだ。
脚本においては、ヴィンス・ギリガンを筆頭に、何人ものスクリプトライターがキャラクターごとに細部に至るまで綿密に書き上げているんだそう。やはりあの面白さはそこまでやっているか。
ネットフリックスの飯島さんともよく話すのが、これ以上のドラマにはこの先出逢えないのではないかと。そう思えるくらいその世界観に心酔してしまった。その世界の中に住み着いてしまった。シーズン6全話を見終えると、このドラマの住人では無くなってしまうことが本当に寂しく思った。
が、しかしそんなブレイキング・バッドのスピンオフ「ベター・コール・ソウル」が発表された。ブレイキング・バッドの中に登場するダメダメ弁護士ソウル・グッドマンを主役としたシリーズだ。少しコメディー要素は強いもののその世界観はブレイキング・バッドそのものだ。
まだブレイキング・バッドを見ていない人なら、まず、ブレイキング・バッドを見てからこの「ベター・コール・ソウル」を見て欲しい。そしてもう一度、ブレイキング・バッドを見ると情報量の蓄積から味わいの深みがさらに増し、一度目とはまた違った景色も見えてくる。
0コメント