友人に誘っていただいて初めて「シネマ・コンサート」というのを体験してきた。毎回違った映画がコンテンツとなっているそうだがその日は大好きなスターウォーズ/帝国の逆襲。初体験ということでどういうものかも理解せずに行くことになったが、旧三部作が映画館の大スクリーンで見れるのであればなんだっていいという少し安易な気持ちで向かった。まぁ想像では最初の一時間でオーケストラのスター・ウォーズ楽曲の演奏を聴き、その感動に浸りながら映画を観るのだろうと勝手に思っていたが、しょっぱなでその想像を持った頭はぶっ飛ばされて、鳥肌が立った。
映画始まりのお決まりの20世紀フォックスのロゴが大スクリーンに映し出された瞬間にオーケストラの指揮者の手が振られ、演奏が始まった。続けてルーカスフィルムのロゴへ。
まさかの映画と同時進行で劇中の音楽をすべて生で演奏。
オープニングから最後のエンドロールまで。セリフ部分では音が落ちたりテンポや強弱も完璧で、ときどきその音楽が生演奏であることを忘れてしまうほどだ。
これはまったく新しいエンターテイメントであり。
ある種の発明である。
40年以上生きて、いろいろなことを経験してきたが、いまだ初体験というものがあるもんだ。
とても感動した、とても興奮した。
また、近いうちにこの体験を味わいたい。
タランティーノのパルプフィクションとかやってほしいなぁ。
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