オートバックスのボトルティッシュ

愛車とともに、ガレージライフにもこだわりを持つ人に向けた、オートバックスグループのオリジナルプロダクトブランド「GORDON MILLER(ゴードン ミラー)」がなかなか良い。海外の日用品を普段からセレクトし生活に取り入れている自分としては、本物になりきれていない多少のシャバ臭さと今風な雑貨な感じは否めないが、大手が取り組んで、ロープライスで手軽に購入できるという意味では、需要はきっとあるだろう。カー用品の市場には、ヘドが出るほどひどい商品が山ほどあるので、その底上げのための第一歩としては賞賛に値する。


褒めてるのか、けなしてるのか、よくわからない記事になってしまったが、中でもボトル型のティッシュが素晴らしい。ちょうど飲料ボトルほどの大きさで、車ではドリンクホルダーにぴったりと収まり、部屋のどこに置いておいても邪魔になることはないサイズ感とデザインだ。中身のティッシュはいわゆる真っ白な紙ではなくて、竹パルプでできたクラフト紙のようなティッシュで、ガレージで使うワークペーパーのようにも見える。ボトルの中ではロール状に格納されていて、通常のボックスティッシュ同様に一枚ずつ、すっと引き抜くことができる。その紙一枚のサイズも絶妙で鼻をかむのに超ぴったりなギリギリのサイズ感。これ以上小さかったら足りないし、多くてももったいない。そんな絶妙なサイズに切り分けられている。手始めに、寝室と車中に設置し、終わったらまたリピートしようと思っている。



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hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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