高い城の男

ドラマ『高い城の男』が、Amazonプライムで配信開始された。


フィリップ・K・ディックのSF小説「高い城の男」を原作とする、リドリー・スコット製作総指揮のSFドラマ。第二次世界大戦でナチス・ドイツと日本が勝利した世界を舞台とする”歴史改変SF”。終戦から20年後、両国に支配されたアメリカに暮らす人々を描いている


原作がフィリップ・K・ディック、製作総指揮がリドリー・スコット、設定上で日本がキーになっているとあれば見ないわけにはいかないだろう。自分は原作の小説は読んでいなかったので、一話目からなんの先入観もなくグイッと引き込まれた。


このビジュアルからしてやばいもんなぁ。


ブレードランナーを思わせる行き過ぎた日本語の看板。


日本式のおじぎとドイツ式の敬礼がとても象徴的だった。


街の風景やプロップもとても興味深くて、とくにドーム型の屋根が付いた公衆電話はかわいいなぁと思った。


一話目でいきなりこんなオマージュ?(後にストーリーに関係するのか?)が出て来たときにはゾクッとした。このおっさんレプリカントなのか?


オープニングが静かな女性の歌声のエーデルワイスで始まるんだけど、逆にそれがすごく不気味に感じた。


 高い城の男 (字幕版) 

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hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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