使い捨てカメラを定期的に買っている。
理由はまずお気軽なところ。
この防水モデルを買えば、水に濡れても、少々乱暴に扱ってもまったく問題ない。たとえ壊れてしまっても悲しむ値段でもない。
デザインで言えばいかにも海外のスーパーで売ってそうなジャンク感と(正確には違うけど)中身が見えるスケルトンの要素もはらんでいる。
使い捨てカメラ(フイルムカメラ)の一番の魅力は、現像が上がってくるまでどんな写真が撮れているかわからないこと。こういう種類のドキドキ感って、時代が便利になればなるほど薄れていってしまっているような気がする。
例えば、初めてのレストランに行くにしても、ウェブからの情報である程度の予想がついてしまったり、初めて買う作者の本でもamazonでレビューを参考にすれば、大ハズレを引くことはない。友達と待ち合わせの時だって、携帯電話でやり取りしていれば、「待つ」ことを意識することはない。何かを待つドキドキ感、目的地に向かうまでのドキドキ感。こういう種類のドキドキ感は貴重だ。
ときどき自分を不便な環境において、味わうようにしている。
その参加費用はゼロ円だ。
不便という名のアドベンチャーに出かけよう。
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初代写ルンです復刻版
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