透明なもの

突然ですが僕ハイロックの本が発売されます。

マガジンハウスから出版された一冊目の「I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由」からなんと11年ぶり。

月日が経つのは早いものですねぇ


HIROCK MANIA

モノ好きによるモノ好きのためのモノの本です。

140ページに渡って、168品番、200以上のアイテムを掲載しています。


今日はその中のテーマをひとつ紹介したいと思います。

トランスペアレント

もしかしたら日本だと聞き慣れない単語かな?と。

僕らストリートの言葉だと、スケルトンなんて言ったりします。

透明なもの。

透けて中のメカが見えているもの。

それを英語圏で正式にはトランスペアレントと言うんですね。

呼び方はともかく、この「透明なもの」には

誰よりも強い思い入れがあります。

アトリエと家の倉庫を少し探しただけでも軽く10アイテムくらいは出てきました。

その代表的なものを本にも掲載しているわけですが、


今回最新のトランスペアレントがこれ!

Beats Studio Buds +


もうBeatsさん、ずるい!

困っちゃいますよ。

実はもうイヤホンは当分買わない、打ち止め!

と誓っていたのに。

これ出されちゃったら

買わないわけにはいかないんですよ。

トランスペアレントは自分的には

白、黒、赤といったカラバリとは全く違うんですよね。

"透明なイヤホン"というひとつのプロダクト。

よくね、中華系とか、安めの雑貨系では透明なものを見るんですけれども

Beatsというメジャーブランドから出たことに価値を見いだせるんですよね。

iPhoneで接写

この質感伝わるかな?


Beatsはスピーカーも持っていますし、首掛けできるBeats Flexが好きで色違いで6本持っています。笑


Studio Budsは低音が得意なイヤホンということで前作から愛用していました。今回の新しいモデルは低音もしっかりききつつボーカルなどの真ん中の音もしっかり聞こえる印象を受けました。さらに進化して好きな味付けです。

最近はリモートのミーティングも多くスマホ直耳だと汗びっしょりになって耳も痛むのでStudio Buds +を多用しています。ファッション的にも涼しげでいいんですよね。

デザインに集中したい時はノイズキャンセリングで静寂に包まれながら作業をして、面白い使い方では、群馬の森を散歩するときは、小さく音楽をかけながら、外部音取り込みで自然の音、鳥の鳴き声と音楽をミックスする。音楽じゃなくって自然の音の音源を実際の自然の音とミックスしてもおもしろい。


てなわけで、こういうこだわりの品満載の本を買ってください。笑

7.29 ラフォーレ原宿 5F HIROCK MANIAポップアップブースにて発売。

順次全国展開していきます。

hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

https://twitter.com/h_vb