hirock

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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Six Feet Under

新しいものが次から次へと公開され、過去の作品はどんどん埋もれていってしまう昨今。新着作品であれば、ストリーミングサイトのトップに繰り返し現れたり、オンタイムで話題になっていることから接点は作りやすいのだが、埋もれてしまった過去の遺産の中から自分好みのフィットした作品に巡り合うのは極めて難しい。今回紹介する「シックス・フィート・アンダー」は、2001年にアメリカで公開された17年も前の作品。時代背景で言えば「24」も同じ年に公開されている。お恥ずかしながらタイトルすら知らなかったのだがドラマ好きの知人からすすめられ、すぐにハマった。どんなにテクノロジーが進化してコンピューターによるアルゴリズムが発達しても、同じ価値観を共有できる人間の情報に勝るものはないとあらためて認識した。父親を亡くした葬儀屋一家、大きくは「死」をテーマにした作品で、一瞬、食わず嫌いをしてしまいそうではあるが、見始めてみるとまったくそんなことは無かった。「アメリカン・ビューティー」の鬼才アラン・ボールが企画・製作総指揮・脚本・監督を務め、サバービア(郊外移住者)の空虚さを見事に描いた「アメリカン・ビューティー」同様にシニカルで、ブラックユーモアを上手にまぶした作品になっている。個性豊かなキャラクターたちの人間関係がとても面白い。エピソードの冒頭は必ず誰かの死に際から始まるのだが、不謹慎を承知で言えば、そこも楽しみの一つになってくる。シリアスとユーモアが絶妙なバランスで、スタイリッシュに描かれている。かなり好みな世界観だった。https://amzn.to/2qPjWtR

アーユル チェアー

今年に入って本気の姿勢改革に乗り出した。腰痛持ちということもあって以前からワークチェアの王様と言われるアーロンチェアとバランスボールを併用し、姿勢に気を使っている方ではあったが、長時間デスクワークをしているといつのまにかモニタを覗き込むように前かがみになっていたり、お尻が座面からずるっと滑り落ちるほどの位置にいたり、挙句の果てはアーロンチェアであぐらをかく始末で、最終的にどの姿勢が正しい姿勢なのか、体に負担をかけずに楽な姿勢なのかがわからなくなってしまった。アマゾンで「姿勢 椅子」と検索をかけると、たくさんのアイテムがヒットするが、デザインと実用性を考えると「アーユル チェアー」という椅子の一択となった。https://amzn.to/2qo6Cw4そして偶然にも出演しているJ-WAVEのフリースペースとスタジオにこのアーユル チェアーが設置してあり、実際に座って確かめることができたのも購入する大きなきっかけとなった。この椅子についてもっとよく知りたかったので原宿にあるショールームでも話を伺った。この椅子を約10年前に開発した長谷川さんは、車のデザインやインテリアデザインにも造詣が深く、このアーユル チェアーが機能だけでなく、デザインが素晴らしいのも偶然ではなかった。ちなみに初代はカッシーナデザインであった。現行では、アルミダイキャストのプレミアムモデルも存在する。アーユル チェアーは、どの姿勢が正しい姿勢なのかわからなくなってしまった僕を一瞬で矯正してくれた。またぐように(がにまたに)背もたれのアームにお尻が付くくらいなるべく深く腰を降ろす。そうすると何も考えなくとも自然に坐骨2点に体重が乗り、背筋にピンっと一本の線が通った感覚がある。とても簡単だ。実際に購入し数ヶ月使用した僕の体験的なアドバイスをしておくと、まずこの椅子は、くつろぐためのふかふかしたリラックスチェアではないということ。姿勢を正すためのトレーニングツールであると考えるほうがいい。少し硬めの座面(オプションで座面の硬さをやわらげる体圧分散マットも用意されている)に慣れるまでに個人差はあると思うが、僕で半月ほど掛かった。最初の一週間くらいは座って30分もするとお尻が痛いと感じて、その都度立ち上がった。これは逆に集中する時間の休憩サイクルを作る良いきっかけとなった。自転車に乗り慣れない人が久しぶりにサドルにまたがると痛いと感じるように、乗り慣れることが必要。ただそれを過ぎると、正しい姿勢の気持ちよさが体感できる。今まではダラッとした姿勢が楽な姿勢であると勘違いしていたことがよくわかる。姿勢とは身体の構えであり、物事に対する構え、態度である。姿勢を変えればすべてが変わる。これが今まで数々のライフハックや健康法を実践し、体験的に得た僕の結論だ。このへんのことは現在発売中のMONOQLO5月号の連載で詳しく語っているので興味があれば読んでほしい。そして最近、キャスタータイプのアーユル チェアーがあまりにも調子が良かったので、座椅子タイプのものも買い足した。日本人本来の地べたに坐骨2点で座る「あぐら」がとても気持ちいい。アーユル チェアー キャスタータイプ オクトパスhttps://amzn.to/2v6PdwVアーユル チェアー キャスタータイプ プレミアムモデルhttps://amzn.to/2EzXKrC体圧分散マットhttps://amzn.to/2GNXdZ2アーユル チェアー 座イス&座面シートタイプhttps://amzn.to/2qp984m原宿にアーユル チェアーを体験できるショールームがあるので、気になる人はまずは行って実際に座ってみることをおすすめする。問)アーユル チェアー原宿ショールーム0120-972-725 www.ayur-chair.com