ラカグと三浦さんと中華そばと


買いたいものは決まってない。でもなんかいいものがあったら買おうかなってくらいのテンションの時、わたしが行く場所は大体決まっていて、ヒカリエとか奥渋谷とか、ちょっと歩いて表参道なんかをふらふらして過ごしていた。そんな渋谷っ子のわたしが最近足を踏み入れたのは、神楽坂。商業施設のla kagu(ラカグ)がリニューアルオープンしたことをいい口実に、大人の街に潜入してきた。渋谷からだと電車で20分くらいと意外と近い。神楽坂の駅を出てすぐ、ドーンと存在感を放つラカグが現れた。

<2階建ての施設には1Fからも2Fからも入れる>


入り口まではウッドデッキの階段が広がっていて、神楽坂の奥ゆかしさに、アーバンでリラックスしたムードがミックスされて、心地いい空気が流れている。周りを見渡すと、イメージ通り。お洒落で遊び心ある大人たちがいっぱいだ。明るい店内はショップやブランドで分かれていない、ひとつの大きなセレクトショップのよう。「なにこれ?」って思わず手にとりたくなるガジェットや洗練されたセレクトアイテム、フォトジェニックな分厚い玉子サンドイッチまで。見て触って食べて。気づいたら五感をフル稼働させていた。


リニューアルにともない、新たにキュレーション通販サイトのHATCHも出店をしている。普段はネット販売がメインのため、ここはセレクターおすすめのアイテムを実際に一個一個手にとって見ることができる唯一の場所だ。

今回のラカグ出店について、HATCH代表の三浦さんにお話を伺った。

<HATCH代表の三浦さん>


ー今回のラカグ出店に期待していることって何ですか?

実際に見て、手にとって、買うというのがやっぱり買い物の醍醐味だと思うので、WEBサイトでは分からないリアル店舗ならではの魅力をここで体感してもらいたいと思っています。ラカグでHATCHの魅力を知っていただきつつも一番のゴールは、全セレクターのアイテムを購入できるECサイトに来ていただくこと。HATCHを知らない人がラカグをきっかけに「HATCHってこういう面白いショップなんだ〜!」と何かあった時にサイトに来てくれるような、きっかけづくりができることを期待しています。

ーラカグでやりたい 試みなどありますか?

ここではお客さんと直接会えるし、イベントスペースもあるのでトークショーだったりリアルだからできるイベントなんかもやっていきたいです。商品もシーズンなどに合わせ随時入れ替えたりアップデートしていくので、その時々の雰囲気を楽しんでもらえると思います。


なるほど。HATCHにはWEBとリアルそれぞれに楽しみ方があるのだ。

ここにはハイロックさんやMAIKOさんをはじめChocomooさん、eriさん、RUMIKOさん、下野宏明さん、江川芳文さん、水野学さんなどなどHATCHの人気セレクターたちが本気でおすすめするアイテムが勢揃いしている。かっこいい大人たち、憧れのセレクターたちの感性が集結した空間がラカグに誕生したというわけだ。決まったブランドやモノ目当ての買い物ではなく、「そうそう、こういうの探してた!」っていう共感や、「へ~!知らなかった」っていう発見がたくさん起こるのがHATCHの魅力。それはリアルになっても変わらないなと感じた。

<HATCH代表の三浦さんとハイロックさん>

<不定期入荷でなかなか出会えないサイキックマネークリップも売っていた!ラッキー!> 


初めてのラカグは、期待通りの落ち着きと想像以上のわくわくが混ざり合っていた。HATCHも然り、あれを買いたいからここに行こうっていうブランドやモノありきの目的はいらない。ここで共感したことや発見したものを楽しめばいいだけだ。それが自然と出来る空気がラカグにはある。それは、ちょっとアートを見に行く感覚に似ているかもしれない。たまには渋谷を離れて、新しい発見やドキドキを求めてここに来よう。

http://www.lakagu.com/

http://hatch8.jp/


<おまけ>

ラカグから歩いて5分ほど、帰りにふらっと寄った「中華そば 田中屋」。ここの夏季限定の冷やし中華そば(冷やし塩ラーメン)が、つるっとさっぱりの激うまでやばかった。夏が終わる前に、もう一度神楽坂に行くことを誓ったのだ。

はなえ

福岡県出身の女の子。
好奇心旺盛で熱しやすく飽きっぽい。いまは宇宙と和と芝生が好き。
直感で生きてすぐ後悔する。
http://www.instagram.com/tano.hanae/